社会人なら知っておきたい、長時間労働で起こる問題点とは?
普段、長時間労働で悩まされていませんか?
長時間労働を続けていくと、自身の身体や心が疲れていき、時には病気になることも・・・
1週間あたりの労働時間が55時間以上だと、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まりはじめるという研究結果もあります。
この記事では、社会人なら絶対に知っておきたい、長時間労働で起こる問題点について書きたいと思います。
長時間労働で起こる問題点
長時間労働で起こる問題点には、身体と心に関するものがあります。
脳疾患
週に55時間以上働く人の場合、週に35~40時間労働の人に比べて、脳卒中のリスクが1.33倍に上昇します。
冠動脈疾患
週に55時間以上働く人の場合、週に35~40時間労働の人に比べて、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞などの心疾患)の発症リスクが1.13倍上昇します。
精神疾患
長時間労働を続けていくと、ストレスがたまり、追い詰められてうつ病などの精神疾患になる場合があります。
うつ病になると仕事が続けられないばかりか、最悪の場合は自殺に追い込まれてしまいます。
過労死の前兆
1か月100時間、6か月平均80時間が、過労死基準(過労死ライン)とされています。
長時間労働が原因の病気や自殺により、過労死が引き起こされる可能性があります。
胸の痛みや手足の痛み
胸の痛みや動悸がして、収まらない。
急に手足がしびれる。
こんな症状はありませんか?
胸の痛みや動機は心疾患、手足のしびれは脳疾患の前兆であると言われています。
このような症状がある場合は、病院の診断を受けましょう。
めまい、耳鳴り、難聴
ストレスや過労が原因で、目が回るようなめまい、耳鳴り、難聴が現れたりします。
場合によっては、メニエール病にかかるかもしれません。
メニエール病は、30~40代の人が多く発症する病気で、めまい、耳鳴り、耳が塞がった感じがするなどの症状が現れます。
不眠
仕事が気になって眠れない、疲れすぎて眠れない等の原因で、不眠になることもあります。
不眠の場合は、市販の睡眠薬を飲むことによって、解消できる場合もあります。
長時間労働、過労死の対策
過労死の死因は、脳出血、クモ膜下出血、急性心不全、虚血性心疾患が80%以上を占めていると言われています。
長時間労働は、職場環境の問題である場合が大半です。
その場合、転職することで状況が改善します。
長時間労働で病気になる前に、思い切って転職することも、自分の身を守るために大切です。
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