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【ITバブルの寵児の驚愕の人生論】ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく【ホリエモン】

 今回紹介するのは、堀江貴文さんの著書「ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく」です。

堀江貴文さん とは?

 堀江貴文さんは、2000年代の前半、ITバブル時代の寵児と呼ばれたIT企業家でした。
 学生時代に企業したIT企業が、27歳を迎えた2000年4月に東証マザーズ上場。そして2004年には当時の金鉄バッファローズ買収に名乗りを上げ、メディアに大きく取り上げられることになります。
 続く2005年にはニッポン放送筆頭株主となり、フジテレビ買収騒動は一躍世間をにぎわせました。
 そんな堀江貴文さんですが、2006年1月に東京地検捜査部から強制捜査を受け、証券取引法違反の容疑で逮捕されることとなります。
 2017年の現在は、ロケット開発や堀江貴文イノベーション大学校(HIU)等、幅広いご活動をされているのは皆さんご存知の通りです。

ゼロ 何もない自分にイチを足していく とは?

 ゼロ、何もない自分にイチを足していく
とは、堀江貴文さんが出所した後に一番最初に出版した彼の半生を書いた著書です。
 福岡県随一の進学校から東京大学に進み、学生時代にIT企業を作りました。
 ITバブルの中で企業を急成長させ、会社を上場。
 最終的にはライブドア・ショックを経て、長野県の刑務所に収監されるまでの話が書いてあります。

内容のポイント

まずはアマゾンの紹介文から

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。
堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

働くことの意味

 あなたは何のために働いていますか? 日々の生活費を稼ぐため?それとも自身の夢をかなえるため?
 堀江さんは、著書内でお金を「もらう」ために働くのはやめよう。と読者に訴えています。
 他人に与えられた仕事は「つまらない」
そんな能動的なプロセスの仕事から、自分で「つくり出す仕事」に切り替えていくことで、仕事が好きになっていくと述べています。

何もない自分に小さなイチを足していく

 堀江さんは著書の中で、「どうやったら儲かりますか?」等の質問を頻繁に受けると言っていました。
 その答えは、ゼロの自分に、小さな”イチ”を足していくこと。
 何も能力のない人が、ショートカットで成功しようとしてもうまくいきません。
 自分の力を信じて、”継続して物事を実行していく”ことが成功の道であると説いています。
 事実、堀江さんも、決して裕福ではない福岡の片田舎の実家から東京に出て来て、誰よりも努力を重ねて成功しています。

おわりに

 堀江貴文さんのゼロ

ですが、なぜいまさら書評を書こうかと思ったかというと、最近、堀江さんが「保育士の仕事は誰でもできるから給料が低い」と発言して炎上していた時に、「そういえば、この人はどういう人なんだろう?」と疑問に思ったからです。
 僕自身は、堀江さんが「保育士の仕事は誰でもできる」と発言したときには、「その通りであろう」と賛同していました。
 ですが、世間の人の反応は敏感で「ふざけるな!ならお前がやってみろ!」等のバッシングがひどかったです。
 僕自身は、IT業界にいて、いわゆるSierに所属しています。
 その中で、プライムから下の階層に行けば行く程、働いている人の給料が低くなる業界の構造を見てきました。
 なので、世の中の人の給料が低くなる仕組みというのはある程度理解しているつもりです。
 保育士の方はなろうと思えば、研究者やSEなどよりは簡単になれる仕事で、利益がでない業界の構造になっているので、「給料は低い」です。
 保育士の方は堀江さんが言う「好きを仕事に」している人達だと思うので、決して堀江さんは保育士の方をバカにしているわけではないと思います。
 単純に業界の構造の事を言っていただけです。
 堀江さんのゼロは、彼の生き方を理解する上で、最適の一冊ではないでしょうか?

以上です。