10分でできる!Windows環境でElasticsearchのインストール&設定
こんにちは、なんちゃってSEのどくちゃんです。
今回からElasticsearchの入門コンテンツを作成していきたいと思います。
第一回はElasticsearchのインストール&設定方法から紹介します。
本来、ElasticsearchはUNIXベースの環境で使用するのが良いのでしょうが、私の開発環境がWindowsのため、Windowsベースでの紹介になります。
目次的な
1.そもそもElasticsearchって?
2.公式サイトからダウンロードしてみよう!
3.Elasticsearchの起動
4.おわり
1.そもそもElasticsearchって?
Elasticsearchは簡単にいうと、「Luceneを使った全文検索エンジン」です。
初心者にはなんのこっちゃって感じですよね。
誤解を恐れずに言うと、大規模なデータを持つシステム(facebookやgithubなど)にある大量のデータをインデキシングするのが目的の検索エンジンとなります。
RDBの機能として、テーブルのインデックスを作成するというのは従来やってきた方法かと思うんですが、そのインデックス機能を外部に持たせよう!というのがElasticsearchという認識です。
メリットとしては、DBサーバとは「別サーバ」に専用の「全文検索用サーバ」を用意することにより、検索に対する応答速度が向上することが想定されます。
DBサーバと同一サーバに全文検索用サーバを設置して運用するのは、公式で推奨してないようです。
2.公式サイトからダウンロードしてみよう!
さて、冒頭説明が長くなりましたが、さっそく公式サイトからElasticsearchをダウンロードしてみましょう。
・Webブラウザで以下の公式サイトにアクセスする。
ELK Stack Download · Get Started in Minutes | Elastic
・ウェブサイトに移動したら、下記の画像で赤枠で囲われている「Download」をクリックする。
・Elasticsearch 1.7.1(執筆時点)のZIPをクリックして「elasticsearch-1.7.1」をダウンロードする。
・「c:\elasticsearch」に解凍する。
・解答したら、以下のようなフォルダ構成になっていることを確認する。
3.Elasticsearchの起動
これでElasticsearchを使用する準備が整ったぞ!
と思ったみなさん、ごめんなさい。
ElasticsearchをWindows環境で使用するためには、最低限やらなくてはならないことが1つあります。
それは、「JDKのインストールおよびPATHの設定」です。
なんのこっちゃ?って方はグーグルで検索すればすぐに方法が出るので、参考にしてください。(機会があればこのブログでも方法を紹介します)
ページの都合上、今回は上記の内容が設定していることを前提として進ませていただきます。
・JDKのインストールおよびPATHの設定が終わったら、コマンドプロンプトを立ち上げる。
・「cd C:\elasticsearch-1.7.1\bin」で「elasticseach.bat」の格納場所まで移動する。
・「elasticsearch」とコマンドプロンプトに入力する。
・以下の画像のように「started」となっていたら起動完了。
4.おわり
いかがでしたか?
次回はElasticsearchの使い方を紹介したいと思います。
ありがとうございました。